「走水・馬堀地域説明会」に参加しました。
2月18日・19日に大津コミュニティーセンターで「走水・馬堀地域説明会」が開かれ、18日に参加しました。
走水小学校・馬堀小学校の統合においては、両校の児童数に差があり、その点での質問が出ましたので、支援教育課長が同席しました。
出されたご意見
走水小学校の環境の良さ
・走水の環境自体が教育になっている。子どもたちがこの場所で学ぶことができるように望んでいる。
統廃合までの期間が短い
・新学校に馴染むためのプログラムは教育委員会が監修するのか。学校任せでは教職員が大変なのでは。
・課題が多く、1年では解決できないのではないか。
通学について
・バス代補助は安全対策とは言えない。(教育委員会事務局からは「バス代補助は対応策の一つだと答弁がありました)
・通学中に災害に遭うことも想定しないといけない。
・通学距離が長くなることは交通事故や犯罪に巻き込まれる恐れが増すということ。強風・高波・土砂崩れによる通行止めは過去に起きている。
「適正規模」について
・走水小と統合する馬堀小も小規模。今後また統廃合があるのではないか。「適正規模」の基準が厳しすぎて横須賀市の実情に合っていない。(教育委員会事務局からは「望洋小学校・大塚台小学校の小規模状態、馬堀中学校の老朽化についての話がありました。)
跡地利用について
・旧光洋小学校はレジャー施設に売却されたが、走水小学校の跡地が簡単に売却されないか心配。
・避難場所・フリースクールなどの教育施設・学童保育・福祉施設などの案が出されました。
・跡地利用については住民が参加してワークショップ方式でよく話し合って決めたい。
統廃合計画の周知について
・説明会が18時では来られない人もいる。大津コミュニティセンターは走水から遠い。影響の大きい走水地域の人が来やすい時間・場所で開催してほしい。
走水小学校の存続を要望する署名について
・3495人というのは大きな規模。署名者に決定を知らせたのか。
これで全部ではありませんが、貴重なご意見を伺えました。
田浦地域でも感じましたが、周知と十分な検討が足りないのではという疑問はずっとあります。「ワークショップ」という案も合ったように、今後たくさんの具体的な事項を決めるにあたって、多くの人の意見を取り入れるワークショップ方式で合意の上進めてもらいたいとおもいます。
走水小学校の前まで行ってきました。潮騒が静かに聞こえて、ここで暮らして、町を愛せることは幸せだと思います。小学校を残してほしいという気持ちがよくわかります。
水泳授業はこの海で行い、自然観察の授業もあるそうです。
走水は東京湾の口に位置し、東京湾の中を見渡す向きになります。正面が東京、右が千葉です。富津の工場がすごく近くに見えます。