ふじそのあき
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小学校統廃合についての請願が提出されました。

 3月26日まで横須賀市議会3月定例議会です。
 今議会には小学校統廃合についての請願が「新日本婦人の会」から出ました。私が所属する「環境教育常任委員会」で審査をし、3月26日の本会議で評決をします。

 小学校統廃合については市民からたくさんの意見表明が行われています。最初の請願が昨年の3月議会でした。以下にまとめました。

1、2023年3月15日 横須賀市議会へ請願・署名提出「田浦小学校統廃合計画の見直しについて」(1436人)

2、2023年5月19日 教育委員会へ提出「田浦小学校の統廃合についての地域アンケート結果」(回答数382世帯)

3、2023年7月 教育委員会へ提出「横須賀市立田浦小学校の学校統廃合反対」電子署名(156人)

4、2024年1月9日 教育委員会へ提出「走水小学校区を馬堀小学校区へ編入する方策の見直しと、走水小学校を小規模特別認定校として存続させることを要望する」署名(3494人)

5、2024年2月29日 横須賀市議会へ請願・署名提出「小学校統廃合(田浦小・長浦小、走水小・馬堀小)についての住民との合意形成を十分に行うことを求める」(618人)

 1年の間に多くの署名が集められました。どの署名も時間が限られている中、あきらめずにコツコツ取り組まれまたものです。保護者や町内会、卒業生など、立場の違う人たちがそれぞれに立ち上がって、結果的に連帯しました。田浦地域と走水地域で取り組まれる中、今回は新婦人という全市的な女性団体が「合意形成」と「適正規模の見直し」を求める署名を行ったことも、良かったと思います。

 ・学校のそばに住んでいた子どもが、統廃合の議論が始まってから3年で、2km離れた隣の町の学校に通わなければならなくなる。
 ・2km歩くのか、路線バスなのか、スクールバスが新設されるのか、決まっていない。
 ・登校時刻は8時〜8時20分(学校によるがだいたい20分程度)だが、路線バスは20分に1本。

 通学のことを考えると平等とは言えませんし、小学校がなくなることは子どもだけではなく大人にも計り知れない損失があります。
 今、どこの自治体でも防災計画を見直して、力を入れています。防災の要でもある小学校も、廃止については見直すタイミングなのではと思います。

美しい走水と田浦の風景を並べました。海と山。