ふじそのあき
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米国によるベネズエラ侵攻に抗議します

 2026年1月3日未明にアメリカがベネズエラを武力攻撃し、大統領夫妻を拘束しアメリカに連れ去った事件に衝撃を受けました。

 アメリカはベネズエラの首都カラカスを攻撃し、それにより少なくとも40人以上の民間人を含む方が亡くなったそうです。アメリカは昨年9月からベネズエラ沖で軍事行動を始め、麻薬を密輸したとして船舶を攻撃し、9月以降、民間船28隻が攻撃を受け、少なくとも104人が殺害されました。

政権と石油が目的

 3日の攻撃の後でアメリカのトランプ大統領は、米国がベネズエラを運営し、米国の石油企業がベネズエラの石油を販売するとのべ、傀儡政権への交代とベネズエラの石油を奪うことが目的だったと明かしています。あまりに無法で、恐怖と怒りを覚えます。

 アメリカによる武力攻撃を受けて、高市首相や外務省は、「ベネズエラにおける民主主義の回復に向けて努力する」と発信しました。ベネズエラが民主的ではないと評価していますが、日本だって後退しています。民主主義でないからといって、武力攻撃や大統領の拘束の理由にはなりません。

ベネズエラのユニークな「コムーナ」

 アメリカを正当化するためにベネズエラが独裁政権だと強調されています。しかしベネズエラでは、町内会規模の単位で「コムーナ」という委員会が形成され、直接民主主義の形態でまちづくりの予算を執行されてきました。とてもユニークな国です。

 アメリカの支配を排除して、石油資源を国民のために使おうとしたことでアメリカに狙われて、独立が危うくなっています。

同盟か敵対か

 一方で日本は同盟国として、軍事・外交的にも経済的にも、アメリカ言いなりの傾向が強まっています。同盟を組んでも敵対してもアメリカの戦争に巻き込まれる、不安定な国政となっているのではないでしょうか。

 アメリカは権威なき帝国となってしまいました。人間らしく生きるために、アメリカからの影響を最小限にするなり、アメリカを変えるなりの、新たな視点を持ちたいです。

アメリカを批判できない日本政府が情けない

パレスチナを虐殺し占領するイスラエルを、アメリカは支えてきました。ウクライナに侵略するロシアに対しては敵対していますが、「武力による現状変更は許されない」という原則からではなく、敵か味方かで対応が変わるダブルスタンダードであることが批判されています。アメリカはこれでいいのか。日本の立ち位置はこれで良いのか。良くない。変わる時だと思います。

どうしたら戦争をなくせるか

 日本には、憲法9条があります。戦争する力は持たないとしています。また、憲法前文は、他国を信頼し、恐怖や欠乏のない世界をつくると表明しています。強い側につき、抑止力を行使する戦術とはレベルの違うビジョンを掲げています。私たち日本人は、この憲法を持っていることを誇って良いと思います。

 戦争は絶対にだめ。この声を周りに広げていきましょう。