ふじそのあき
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国道16号線上での米軍人銃携行問題

~~外務省、防衛省より聞き取り、懇談を行いました~~

左から、木佐木ただまさ県議、大山奈々子県議、井坂しんや県議、はたの君枝元衆議院議員、ためそう稔さん、ふじそのあき市議、赤石ひろ子さん

 本年2025年3月30日と4月27日に行われた市民団体「非核市民宣言運動・ヨコスカ」の定例デモで、小銃を携行した米軍人が基地ゲート前の境界線を越え、国道16号線沿いの歩道にいたという事件が起きました。

 私たち日本共産党は市長室国際交流・基地政策課に聞き取りを行い、さらに5月30日の横須賀市議会本会議で大村洋子議員が市長に質問を行いましたが、市長からは「問題ではない」という答弁にとどまりました。

 本日の国に対する聞き取りでは、銃の携行に対して市民の不安が認められる場合は、日米地位協定に違反している。しかしそれについて判断していないし、判断する予定もない。警備のための適当な措置を基地外部で行う場合は必ず日本の当局との取り決めと連絡が必要だが、事前に行われていない。などのことがわかりました。

 市民が許可を取って、平和のために、平和的に行っているデモです。今ウクライナでの戦争が続いて、パレスチナでは虐殺が行われています。市民一人一人が平和のために行動し、デモもその一つです。

 そのようなデモに対して威嚇をし、怖がらせることは、人権の侵害で、国民主権の侵害です。そのようなことを許している国や横須賀市が不思議でなりません。

 私たちはそもそも日米安保条約の廃棄を目指し、米軍基地のすみやかな返還を求めています。同時に日米地位協定の元でも、住民が安全に守られる運用を主張します。